特定技能「外食」とHACCP

HACCP

2019年4月より追加された外国人の在留資格「特定技能」。日本語とその技能にかかるペーパーテストを受けて合格した外国人に、その仕事について日本で暮らすための在留資格が与えられるというものです。

 その「特定技能」の中に「外食」という分野があります。日本国内で人手不足の顕著な分野でもあり、大変注目されている分野です。すでに試験は開催され、今後も随時行われていくようです。そのテキストはすでに一般社団法人日本フードサービス協会のHPで公開されているのですが、そのテキストの三分の一が衛生管理についてのものなのです。正確に言うと、1.基本的な衛生管理の知識 2.一般的衛生管理の知識 3.HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の知識(重要管理のポイント)(テキスト目次より)となっています。

 内容は初歩のHACCPといったところで、これが理解できて、なおかつ説明ができる方がスタッフにいたら、外食産業にとっては素晴らしいことではないかと思うのです。ぜひ、外食産業の方はHACCPの知識を持った外国人の方の力を活用していただきたいものだと思います。

 外国人の方に、この内容を学んでいただく場合は、やはり表面をなぞるだけではなく、HACCPとはどういうものなのかということをちゃんとわかっていただきたいと私は考えております。ここで試験科目にHACCPが出てくるということは、国が何としても2020年までにHACCPを普及させたいという意思の表れではないかと思われます。

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